家族葬で香典は受け取る?辞退する?プロが教える判断基準と香典返しの注意点

〈この記事の要約〉

  • 家族葬であっても、基本的には香典を「受け取る」のがおすすめです
  • 香典を辞退した場合、後日の弔問対応などでかえって負担が増える恐れがあります
  • 「当日返し」のシステムを利用することで、香典返しの手間を大幅に省くことができます

家族葬を検討されるご家族から、「香典は受け取るべきでしょうか?それとも辞退した方がいいのでしょうか?」というご相談を非常によくいただきます。「身内だけの小さなお葬式だから、気を遣わせないように辞退したい」と考える方も多いのですが、実は「とりあえず辞退する」と決めてしまうと、後々思わぬ負担を抱えてしまうことも少なくありません。

この記事では、岡山の葬儀事情を熟知したプロの目線から、家族葬で香典を受け取るメリット・デメリット、そして香典返しの準備について解説します。

目次

家族葬における香典の正解は?受け取るメリットと辞退するデメリット

結論:家族葬でも「香典は受け取る」のがおすすめ

私たち葬儀のプロとしては、家族葬であっても基本的には「香典はお受け取りになる」ことをおすすめしています。

もちろん、頑なに受け取らないという選択もご家族の自由ですが、「辞退する」ことで生じるデメリットを知らずに判断してしまうと、後悔に繋がるケースが多いからです。

香典を「辞退する」ことのデメリット

香典を辞退する最大のデメリットは、「後日の対応が非常に大変になる」という点です。お葬式で香典をお断りしても、「生前お世話になったから、どうしてもお渡ししたい」「自分の時はもらったから」「気持ちとして受け取ってほしい」と、後日ご自宅へ香典や供物を持参して弔問に訪れる方がいらっしゃいます。 その場合、ご家族は弔問客が来るたびにお茶を出し、その都度「お返し(香典返し)」を手配して郵送しなければならず、精神的にも肉体的にも休まる暇がありません。

また、「誰の香典を受け取り、誰の香典を断るか」といった線引きは難しく、一人をお断りしたことで角が立ってしまい、親族間のトラブルに発展するケースもゼロではありません。

香典返しの手間と不安は「当日返し」で解決できる

香典を「受け取る」メリットと当日の香典返し(満中陰志)

一方、香典を受け取る最大のメリットは、「お葬式の費用負担を軽減できる」ことです。いただいた香典をお葬式代や会食費の一部に充てることで、ご遺族の手出し費用を大きく減らすことができます。

「でも、お返し(香典返し)の準備が大変では?」と心配される方もいらっしゃいますが、ご安心ください。 最近は「当日返し(即日返し)」といって、お葬式の当日に、いただいた香典の金額に関わらず、一般的な香典額の約1/3~1/2にあたる、一律の品物(2,500円〜3,000円程度のもの)をお渡しするスタイルが主流になりつつあります。この方法であれば、後日改めて香典返しを手配して郵送する手間を大幅に省くことができます。

もし、当日にお渡しした品物以上の高額な香典をいただいた場合は、後日(四十九日の法要後など)に、差額分の品物を改めてお送りすれば問題ありません。

当日返しの品物はどう準備する?

「何人から香典をいただくか分からないのに、事前に品物を準備できるの?」と疑問に思うかもしれません。多くの葬儀社では、ある程度の数の香典返し(当日返しの品物)を事前に準備し、使った分だけ精算する(余った分は返品できる)システムを採用しています。ですので、「足りなくなったらどうしよう」「余って無駄になったらどうしよう」と心配する必要はありません。

まとめ:迷ったら「受け取る」方向で準備を

「香典を辞退すれば楽になる」というのは、多くの場合誤解です。かえってご遺族の負担が増えるケースも多いため、迷った場合は「受け取る」方向で準備を進めることをおすすめします。

まずは当社の無料事前相談へ

「うちの親族の場合はどう対応するのがベストだろう?」「当日返しの品物はどんなものが選べるの?」など、ご家族ごとに状況は異なります。 少しでも迷われたり、ご不安があったりする場合は、ぜひ当社の無料事前相談をご利用ください。

ご来館やお電話でのご相談はもちろん、メールでの相談も承っております。 匿名でのご相談も可能ですし、こちらからしつこい営業のお電話をすることは一切いたしませんので、どうぞご安心ください。

いざという時に慌てず、温かいお見送りの時間を過ごせるよう、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

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監修者

村上晋のアバター 村上晋 常務取締役

岡山県都窪郡早島町出身。
関西高校を卒業後、2008年にさくら祭典に入社。
厚生労働省認定の葬祭ディレクター1級を取得し、約300件の葬儀を経験した。

さくら祭典の上道・せとうち・きびつ・十日市・江並ホールといった岡山県内のさまざまな地域での葬儀に携わってきた経験をもとに、風習やしきたり、寺院にあわせた葬儀プランを提案している。

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